絶え間なく続く高血糖。測れど、測れど、200mg/dlを割らない血糖値を見れば、僕は焦りを覚えました。普段通りに、インスリンを打ってはいるけれど、僕の血糖値は一向に下がらず、果てしなく、終わりのなさそうな高い血糖値。なぜだ・・と、インスリンの単位(量)を増やすことに、かつての僕は目を向けてばかりいました・・
インスリンを打っても下がらない血糖値
思春期などの成長期には、インスリンを打っても下がらない血糖値という症状を僕はたくさん経験してきたように思います。
おそらく、思春期のころは、僕の体を成長させるために、僕の体の中からは様々な血糖値を上げる物質がでていたのではないだろうか、と僕は感じています。合っているかどうかは、わかりませんが、成長するためには、しょうがない高い血糖値とも思います。
ただ、思春期を過ぎて、30歳以上の大人になった僕でも、インスリンを打っても下がらない血糖値をよく経験しました。高い血糖値を見るたびに、僕は、普段よりも多くのインスリンの単位(量)を打ちました。
血糖値を測定していることが前提
ただ、このような持続的な高血糖が続いていることを知るためには、とにかく血糖値を測らないとわかりません(最新のインスリンポンプとCGMを付けていてさえ、補正のための血糖測定は必要です)。
インスリンを増やすとか、追加でインスリンを打つ
というのは、この血糖測定のあとの僕の選択肢になります。
ただ、高血糖というのは、何度も、何度も、見ていると、焦りは僕の中でどんどん蓄積されていきます。そりゃ、1型糖尿病の誰だって、高い血糖値など見たいはずがありません。
毎回、毎回、5・4・3・、と最後に表示される血糖値を、ドキドキしながら見続けなければいけない血糖値は、本当にストレスになります。
しかし、です。
血糖値を測っているからこそ、次の選択肢である
インスリンを打つべきか否か
を決めることができる、と今の僕は考えています。もちろん、Drから指示されているインスリン単位(量)がある人ならば、それを守るべきである、と僕は思います。
絶え間なく続く高血糖の時
インスリンを普段どおり注射しているのに、2,3日くらい続く高血糖があるならば、
「インスリンを打っても下がらない高血糖」
だと今の僕は判断します。そして、その時に、あまり、自分を責めないようにしています。だって、僕が何をしても、血糖値が下がりませんので・・
だから、悔しいけれど、こういう時には、普段通りのインスリンを打って、僕は諦めます。そういう高血糖を、僕は年に何回か、経験します。前回、久しぶりにお酒を飲んだ時に、この現象が起きました。全てをお酒の原因にするつもりはありませんが、僕がお酒を飲むと、血糖値は高血糖が続きやすいという傾向を掴みました。詳しくは「酒(アルコール)のせいだろう、たぶん。」を御覧ください
ただ、その現象も、血糖値を測っている、からこそ掴めた事実なのです。
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