2月中、僕の血糖測定器の7日間平均血糖値は上がるに上がって、180mg/dLにまで達した。平均血糖値については、インスリン治療と僕の方法(平均血糖値)をご覧ください。だいたい同じ量のインスリンを打って、だいたい規則正しく食事を食べてさえも、病院で測ったHb(ヘモグロビン)A1cは7.8%だとか、8.0%というところまでたどり着いてしまった。残念だけど。
持効型インスリンの単位をいじろうかと考えた。けれど、持効型インスリンの単位を増やすことはせず、少し様子をみてみた。超速効型なら、追加打ちや食事量などでも、単位の変更は行うけれど、持効型のインスリン調整に関しては、かなり慎重な当方。
そのため3月に入ってからも、2月と同じくらいのインスリンの単位で、食事もある程度は規則正しくしていたら、なんと今度は低血糖が連発。食前の低血糖などはもはや当たり前で、下手すると50mg/dLになることもあった。また、食後の血糖値などは150mg/dLを超えることがなく、たびたび食後低血糖なども起きていた。
まさに、怒涛のような低血糖地獄!
低血糖発作を起こした場合、認知症の発生頻度が少し高くなるらしい。だから心配だ。しかし、それよりも何よりも、いつ起こるかわからない低血糖昏睡を防止するために、血糖値をいつでも測りたくなるのが患者である僕の心理である。
ただ、正直言って、血糖測定のチップ(センサー)だってばかにならない。センサーの価格はかなり高いからだ。
FGM
だから、イギリスやドイツでは既に発売されている、今、流行りのかざすだけで血糖値が点ではなく線でも確認できるリアルタイムFGM(フラッシュグルコースモニタリング)のフリースタイルリブレは、かなり安心を与えてくれる。
補足:
現在、日本では、リアルタイムで血糖値を見ることができないフリースタイルリブレプロは保険が適用されている。そして、リアルタイムであるフリースタイルリブレも日本で発売はされているものの、保険適用外のため(自費購入となるため)、各医療機関での扱いにも現状(2017年3月9日現在)、差がある。価格は、アバウトだけれど、手に持つ読取装置が税込7,600円程度で、白く丸いセンサーも税込7,600円程度。
そんなわけで、怒涛の低血糖のため、3月に入ってからコーラの消費量が漸増。現在、手放すこともできない。仕事をしているパソコンの左側にはコーラが、右側には血糖測定器が、というような状態だ。あまりにも頻繁に低血糖が続いたためか、疲れも倍増の日々。そして
7日間平均の血糖値は、130mg/dL!
なんと50mgのダウン↓↓まさに垂直降下のダブルダウン。
たぶん次回の検査でのHbA1cの値は、このままいけば6.9%以下になる。そして、あまりにも急降下し過ぎのHb(ヘモグロビン)A1cに、突発的な網膜症への不安はあるけれど、まあ、しょーがない。どうにもならないのだから・・