グルコース。それはブドウ糖である。それは、また糖質と呼ばれるものの一つである。

この記事は糖質と空腹感の続きになります。

何かを食べなければイケナイ、という体からのサインは、激しい低血糖を起こした時に必ず起こる。僕の場合。

激しい低血糖 = 激しい空腹感

なので、僕の血液の中にあるブドウ糖が少なくなることで、空腹感が起きているのかもしれなかった。

低い血糖値(原因) → 空腹感(結果)

しかし、低い血糖値のときに、本当に空腹感は起こるのだろうか。いや、低い血糖値でないときにも、僕の空腹感は起こるのではないだろうか。僕は少しだけ過去を振り返る。

空腹感は低血糖の症状なのか。

1型を発症してからの数年くらいのあいだ、ぼくの空腹感のほとんどは低血糖の症状だった。というのも、僕は空腹感に襲われた時に、緊張しながらも、きちんと、血糖値を測っていたからだ。血液の中のブドウ濃度は、ときには65mg/dlだったし、ときには59mg/dlだったこともある。まさに、低血糖だった。そして低血糖は、僕を空腹にさせた。

低い血糖値 → 空腹感

とりあえず、間違っていない。

空腹感と食事

けれども、空腹感のすべてが、低血糖症状ではないことも僕は知っていた。忙しい時に、僕は朝ご飯も昼ご飯も抜くことがある。食事の忘却。その日の夕食は、たとえ血糖値が低くなくても、お腹は減るしイライラもする。

指から血をだして、血液中のグルコース濃度を測定すれば、100mg/dlの時もあれば、200mg/dlの時もあった。低血糖ではなかった。

空腹感 ≠ 低血糖(食事の間隔があいたとき)

だから、食事をきちんと3食食べれば、僕の空腹感は、低血糖の症状として信用できるのかもしれなかった。

糖質と空腹感の関係

空腹感の原因は、少し複雑だ。だから空腹感が起きたことよりも、おさまったことを考えてみる。糖質(それは炭水化物から食物繊維を縫いたもの)を多く食べれば、空腹感はすぐにおさまる。反対に、糖質が少ない量だと、空腹感はすぐにおさまらない。なぜだろう。

血液の中の糖質(つまりブドウ糖)の不足が、僕の空腹感を誘う。そして、僕は糖質を食べる。糖質を食べることにより、僕の空腹感は満たされる。空腹でなくなることは、血糖値が上がったことだ、と僕は判断する。激しいブドウ糖の不足が起きても、同様の順番で、激しい空腹感が僕を襲う。

激しい低血糖 → 激しい空腹感 → 激しい糖質摂取 → 普通に空腹感はなくなる

しかし、以下のような空腹感があったら、どう判断したらいいのか。

仮に、空腹感が起こったとする。僕は、血糖値を測らなかった。そして空腹感を頼りに、僕は糖質を食べる。しかし、空腹感の原因は低血糖ではなかった。するとどうなるか。最後は、高血糖である。

ご相談やご質問はこちらからご投稿できます。

1型糖尿病ブログ(HOME)に戻る

style="display:block" data-ad-client="ca-pub-9555026920353566" data-ad-slot="6014657333" data-ad-format="auto">