この記事は測定器と自転車とばね指の続きになります。

両手の人差指が思ったように曲がらず、鉛筆をうまく握ることができなくなった。そのため、字も書けなくなってしまったので、先日、僕は整形外科に行った。

最初はリウマチではないか、と少し不安もあった。というのも、僕の亡くなった親父はリウマチがあって、いつも手の指を気にしていた。けれども、診察してくださった整形外科のご高齢のDrからは

ばね指です

とはっきり言われてしまった。

ステロイドの注射と1型糖尿病の僕

Drによっては、ステロイドの治療を嫌がる先生がいる。

今回の整形外科のDrからはステロイドの注射を勧められた。ステロイドは血糖値を上げる、というわずかな知識は持っていたので、糖尿病の主治医へもステロイドの注射を相談した。その結果、整形外科でステロイドの注射をしてもらうことにした。だって、ばね指は結構痛いし、何かを握ろうとすると指がカックンとなってしまうから、人差指が使いものにならない!

そして糖尿病患者さんだと多発性に生じる(1箇所ではなくて2箇所以上)らしいので、1型の患者さんだけでなく、2型の患者さんもご注意を!

ご多分に漏れず、1型糖尿病の僕も、両手の人差し指がばね指だったので、多発性に生じていた、ことになる。そのため、ステロイドの注射を、まずは左手の指の付け根部分にしてもらうことになった。効果があれば、右手もやりましょう!とのこと。

そうしたら、なんと痛いこと!

ただ、これであのつらいばね指の症状が改善するなら、僕は耐えるしかなかった。

ステロイドと血糖値

ステロイドを注射してからの血糖値は、いつもとあまり変わらなかった。ただ、これはあくまで、今回のケースに限ったことであり、右手にステロイド注射をしたときは、全体的に血糖値が高くなった。そして、場合によっては2日間くらい、血糖値は高くなるらしい。

高くなった血糖値をインスリンで抑え込めようとインスリンを注射したものの、効きはいまいちで、あまり血糖値は下がらなかった。まあ、しょうがないか。

ただ、このステロイド注射のおかげで、ばね指は改善した。痛みもないし、鉛筆もしっかり握れるようになった。そして、Dr曰く、

「ステロイド注射は3回までで、それでも再発するようなら手術をしたほうがいい」

とのこと。

了解しました、ドクター。そんなことをつぶやきながら、僕は、会計をすませて、近所の整形外科から足早に出て行ったのだった。

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