この記事は血糖値が高いとき、その4の続きである。
僕のスマホはIPHONE5である。なぜIPHONEかと言えば、以前、IPHONE3を使っており、何か新しいことを覚えるのが面倒だったからである。話しは逸れるが、IPHONEと言えば、イギリスではIPHONEで血糖測定ができるiBGStar(サノフィアベンティスの海外サイトへ)なるものがドラッグストアで売っていた。もちろん、アプリなどほとんど使えないアナログ親父なので買わなかった。なによりも取扱説明書を読むのが面倒なのである。
ペン型のインスリン
このインスリンにも、きちんと取扱説明書があるのをご存知だろうか。僕の使っている持効型のペン型インスリンの箱にも、必ず入っている。添付文書と使用説明書なるものである。IPHONEの説明書なら読まなくても死にはしないが、薬の説明書は読んでおくことをお勧めする。何よりも思わぬ発見がある。添付文書は難しいものなので、今回は割愛させて頂く。
たかが1単位、されど1単位
ペン型インスリンからは、きちっと1単位のインスリンが出て、きちっとその1単位が体内へ吸収されているだろうか。そのことをきちんと実践するために使用説明書があるのである。
インスリンを打つ前に、ちゃんと空打ちしただろうか・・
体内に刺してインスリン注入後、ちゃんと6秒以上、針を刺したままにしただろうか・・
優秀な患者さんであれば、きっとやっているはずである。しかし、このアホンダラな僕は、こんな簡単なことすら忘れていた時期があった。かなり昔の話しであるが、3年間ぐらい、この2つの作業を放置していたのだった。インスリン注射に慣れきって、すっかり忘れてしまったのである。おそらくドクターも看護師さんも、そんなこと当たり前にやっているだろう・・そんな感覚であったに違いない。
気づいた時は、忘れていることだらけだった
インスリンの針は一度使っても交換しない。インスリン注射後はすぐに体から抜いていた。だから、正確な1単位は注入されていなかったかもしれない。しかし、そんなことは大して血糖値には影響ないのかもしれないが、罹病期間が長くなると、自己管理が自己流となる。そのため「忘れてしまっている」ことが多くなり、事故につながる気がするのである。だけど、忘れているから気が付かないのであった。そんな時にこそ、薬やデバイス(例えばペン型のインスリン)の使用説明書が役に立つのである。
血糖値が高いときのまとめ
僕の経験談のまとめ
1. 血糖値が高いのは、食事や運動のせいだけでもないことがある
2. インスリンの単位数をあげても、低血糖の反動で血糖値が高くなる場合がある
3. 血糖は、とにかく7回測ることが肝要
4. インスリンの打ち方は中国人に学べ(笑)
5. 忘れていることはないか?インスリン注射に慣れすぎて(笑)
記事数が増えてきたので
このブログ内には「記事の検索機能」がついているので、調べたいワードで記事検索が出来るようになっている。アホンダラが書いている記事なので、お役にたてるか不安であるが、患者さんやそのご家族、また糖尿病の臨床医療のお役に立てれば意義がある。
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