1型糖尿病になったいきさつから
それは中学生の時でした。身体検査で、尿糖が+++。喉は異常にかわき、トイレに行く回数は30分に1回。まだ、中学生でしたので、このような症状があるにもかかわらず、自分の体の異常を感じていませんでした(笑)。そして、入院。1型糖尿病をDrから知らされた時は、ショックでショックで・・。当時は10万人に一人の病気と言われており、こんな病気になるくらいなら「宝くじに当たった方が良かった」、そんな想いでした
治療が始まり、普段の生活に戻れるか不安だった
入院中は、インスリン療法、食事療法、運動療法など、様々なDrや栄養士さん、理学療法士さんの指導を受けました。約3ヶ月入院(今考えると、すごく長い入院生活でした)からシャバへ復帰。復帰した当初は「シャバが怖くて怖くて・・」。だって、いつ低血糖になるか、食事はバランスよく食べないといけない、外食でのインスリンはどこで打つ?など様々な不安がありました。
シャバに慣れるまで
退院後、学校の生活に戻り、すぐに当初の不安は消え去りました。学校での弁当は母親が作ってくれ、周りの先生や友人が病気を理解してくれたことが大きな要因でした。もちろん、全ての人が理解してくれたわけではありませんでしたが(笑)
そして就職活動
就職活動期は、いわゆる氷河期でした。その上、持病を抱える1型糖尿病を雇ってくれる会社はあるのだろうか?おまけに能力もないし・・そんな不安と戦いながらの就職活動でした。
インスリンポンプの導入
2006年からインスリンポンプ導入。
見事に下がったHbA1c
インスリンポンプの導入で見事にHbA1cは5.5%〜6.0%に下がった。だけど、1年すぎたあたりから、徐々に徐々に上昇。カーボカウントを覚え、うまくいっていたインスリンポンプ治療。ちょうど、5年目で海外へ行くチャンスがあり、CGM付きのインスリンポンプも自費購入。
糖尿病の治療で大切なこと
「本人の治療したい意欲」X「正しい知識」X「実践」=HbA1cの低下
だと考えています。この式は「掛け算」であり、ゼロがひとつでもあるとHbA1cの低下には繋がらない。また、正しい知識の習得に関して、特にネットの世界では「怪しい知識」や「怪しい考え方」などが横行しているように思います。ですので、この1型糖尿病ブログでは、僕が実践したこと、失敗したこと、悩んだことを正直に書き、「これは使える!」と思った商品は遠慮なく紹介させていただきます。ただし、このブログもネットの情報です。担当する医師との見解が相違した場合、医師の言うことを真っ先に信頼してください。
その上で、一人でも多くの糖尿病患者さんのお役に立てるホームページを目指します。