先週、皮膚にできたオデキを皮膚科で触診してもらった。ドクターから言われたのが

「腫瘍だと思います」

そして、今週、少しの不安を抱えつつ再度病院に行った。先週のドクターとは違うドクターだった。僕はすぐに質問した。

「先週、このオデキが腫瘍と言われたのですが、どう見ても、これはオデキじゃないのでしょうか?」

「オデキも一種の腫瘍みたいなものですから・・」

とドクターは言った。先週処方された塗り薬と抗生物質でとりあえず、腫瘍の腫れはひいていったのだった。

腫瘍という言葉は変なイメージを植え付けさせる。たとえ、良性だとしても。ドクターの口から飛び出る「腫瘍」には、本当にギクリとさせられた。

そして世間一般で言うところのオデキは、たまに腫瘍という言葉になることも学んだ。悪性のものではなさそうだったので、とりあえずはひと安心。

そして病院帰りに久しぶりに近所のラーメン二郎に寄った。食前の血糖値はだいたい100mg/dlぐらいだった。麺は少なめ、脂は多め、野菜増しで注文。僕の推定では800kcal〜1000kcalぐらい。二郎のラーメンはすぐに血糖値を上げない、というのは経験から得た1型ジロリアンの知識。ただし、インスリン量に関して言えば鬼門。

とりあえず、いつも打つインスリンの半分以下である3単位を打った。そして、スープを少し残して残りは全部食べた。

鬼門をくぐり抜けるには血糖測定!

家に帰って、早速、2時間後の血糖値を測った。インスリンの量が見事に的中したせいか89mg/dl。食前から2時間後までの血糖値はほぼ横ばい。インスイン単位が合っていたのでガッツポーズ。そして、夜遅くなりそのまま眠る・・

少し体調が悪いなあ、と寝汗をかきながら明け方に起きた。そして血糖を測れば、なんと400mg/dlオーバー。やっぱり鬼門だった・・と後悔の念。追加打ちで6単位打って、倒れこむようにまた寝た。起きて血糖値を測れば150mg/dlぐらいだった。

振り返れば、恐らく血糖値はジロー完食の3時間後くらいから、じわじわ上がったと推察できた。必要だったインスリン量は、追加で打った6単位と食前に打った3単位。合計9単位が僕にとって二郎で必要なインスリン量ということになる。あくまで計算で、だけれど。しかし、仮に、この9単位を食前に一気に打ったら、食後低血糖になるのは見え見え。

となれば、食前に3単位打って、3時間後くらいにもう一度3単位打って、その3時間後に再度3単位打つのが一番良いのだろうと思った。ただ、1回の食事で3回もインスリン注射をするのはかなりの面倒。その点、インスリンポンプなら楽なんだけど・・

1型糖尿病ブログ(HOME)に戻る

style="display:block" data-ad-client="ca-pub-9555026920353566" data-ad-slot="6014657333" data-ad-format="auto">