先週は何かと多忙だった。先週の月曜日には、甲状腺に出来た腫瘍を再検査するために病院へ向かった。直径6mmのとても小さい腫瘍は摘出され、病理へと向かった。今回が2回目の細胞診検査となるけれど、果たして診断は、陽性となるのか、疑陽性となるのか、それとも陰性となるのか、我ながら不安である(笑)
電車の中で便意が…
そして、先週の木曜日。今度は仕事場へ向かう電車の中で、便意を催した。それは、まるで1型糖尿病を発症したときに、トイレが我慢できないくらいの酷さだった。そのため、仕事場の駅まで我慢することができず、途中駅で下車し、トイレに寄った。トイレで早速、用を足していると、便器に見えたのは真っ赤な血だった。これを下血と呼べばいいのか、それとも、鮮血と呼べばいいのか、僕にはわからなかったが、鮮やかな色の赤い血だった。その色は、明らかに何か嫌な兆候を示していた。
僕はお尻を拭くことも忘れ、和式だった便器にまたがったまま、スマホを出してネットを検索。便と一緒にでた赤い血は、どうも「痔」である可能性が高いらしい。ただ、ネットでの情報だったので、信憑性に欠けるかもしれないと思ったものの、そのまま仕事場へ向かい、翌日、近所の胃腸科のクリニックを受診した。
胃腸科クリニックの結果
そのクリニックの先生は、僕の肛門に手をつっこみ、「痔からの出血もありますね。」とのこと。ただ、大腸の内視鏡の検査も勧められ、予約をとって検査をすることにした。
入院をせず在宅での準備だったため、内視鏡検査の前日は、検査食(1日約1000kcal)を食べた。朝はおかゆ、昼はカロリーバー(カロリーメイトみたいだった)、間食にクッキー、夜はコーンスープを飲んだ。そして、夕食後には下剤を飲んで、深夜にはお腹が痛くなって、用を足した。
「低血糖になったら、何を食べたらいいですか?」
と事前に看護師さんに聞いたところ、炭酸とミルクは控えるように、という指示があり、つぶつぶのない果物のジュースであればOKとのことだった。
そして、検査日当日は絶食となり、おまけに腸をきれいにするための洗浄液を飲んだ。絶食だったので、低血糖の心配が多少はあったけれど、現代の医療機器の進歩であるフリースタイルリブレを見ながら、インスリン量は調整し、ブドウ糖を飲むような難を逃れることはできた。洗浄液のおかげで、便は10回以上でて、最後はほとんど水のような色の便となった。
そして、検査をするために、クリニックに向かった…つづく
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