本日、甲状腺にあった腫瘍の細胞検査を行った。昨年のちょうど今頃に、この腫瘍は見つかった。けれども、とりあえずは経過観察で良いとのことでほったらかしにしておいたのだった。
あれから1年が経過したので、僕の糖尿病の先生に紹介状を書いてもらって、甲状腺を診てくれる病院へ行った。とりあえずは、エコー検査から始まり、甲状腺の先生曰く、
「いやー、この腫瘍はちょっと怪しいですね。今度、細胞をとって、精密検査をしましょう。」
とのことだった。
癌か、
と思わず診察室で息を飲む当方。そんな当方の青ざめる顔を見て、先生は
「ただですね、おそらく6mmぐらいの腫瘍で、1cmにも満たないものなので、心配は要らないと思います」
まるで僕の(患者の)心理を見透かしているように、僕に言った。
当方にとっては初めての細胞検査だった。針生検。名前を呼ばれ、診察室に入ると、すぐにベットに仰向けになるよう指示された。そして、診察は始まった。となりにいた先生は、僕の患部に超音波を当てた。画像には腫瘍の部分が映し出された。そして僕も一緒にその画面を見ていた。
どのくらいの太さの注射針なのか
僕は恐怖に襲われる。細胞を取るわけだから、かなりの大きさの針に違いあるまい。そう思っている矢先に、僕の喉元に注射針はブスッと刺された。
画像を見ると、腫瘍部分に注射針が見事に刺さっていた。一発入魂という感じだった。さすが!
「針を刺している最中だけは唾を飲み込まないでくださいね」
と看護師さん。そのため唾を飲み込まず、僕は息を飲んだ。
「痛くないでしょう。だって、採血の針と同じくらいの太さの注射針だから」
とまた同じ看護師さん。
それさあ、早く、いってよー
たしかに、痛みはあまりなかった。ただ、それは日頃から、インスリンの注射や、血糖測定のための穿刺で、指先からお腹、太ももまで毎日注射ばかりしている慣れっ子の当方だからが故に痛くないものだと思っていたのだった。
そして、ほんの3分くらいで細胞を採取は終わった。
検査結果は1週間後にわかるとのこと。なので、結果はまた来週に!HbA1cの結果を告げられるときよりも、ドキドキな当方なのであった(笑)
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