最近、正常値でもある100mg/dL以下という範囲に収まらないのが当方の血糖値。血糖測定器で測れど、測れど、午前中はおおかた200mg/dL以上であるし、就寝中は300mg/dLをオーバーしている日々。あまりにも高い血糖値のせいか、深夜は寝汗をかいてよく起きる。
さて、そのような高い血糖値の生活を送りつつも、昔から炭水化物の多い食事が好きである。日本人の代表的な炭水化物はまさしく白米で、
たこ焼きと白米
お好み焼きと白米
というダブル炭水化物な食事も魅力的。
ただ、多くの炭水化物を摂取すれば、心の中では、
食後の血糖値がやばそうだ
という罪悪感にいつも悩まされる。しかし、一度、手をつけたご飯(白米なり、パンなり、パスタなり、うどんなり、そばなり)がうまければ、だいたい残さずに全てを平らげてしまう1型野郎。そして、たとえ食べ過ぎたとしても、
インスリンを多く打てばいいや
と運動するわけでもなく、まさしくインスリンに頼りっぱなしになるわけなので、当方、本物のインスリン依存の患者かもしれない(笑)
そして、食事の2時間後に設定しておいたIPHONEのタイマーがなる。
食後(2時間後)の血糖測定
炭水化物の多い食事を食べて、おそるおそる、血糖値を測る。250mg/dLなのか、300mg/dLなのか、オーバー400mg/dLなのか、いつも自分の予測と実際の血糖値が違いすぎて悲しさをおぼえてしまう。
高血糖の恐怖と戦いつつも、血糖測定器に表示される数字は
40mg/dLとか50mg/dLぐらい
超低血糖だったりする。値を見て、体は硬直。自分の目だって疑ってしまう。だって、低血糖の自覚症状など、まるで感じることなく40mgとか50mgとかはありえない・・
もう一度、血糖値を測る。また40mgとか50mgという数値。やはり間違っている値ではなさそうだ。(このような食後低血糖は当方の場合、意外とよくある・・)
糖分を食べないと・・という、あの低血糖のとき起こる焦燥感のような自覚症状も全くない。おまけに食後だから空腹感もないから、緊張感に欠けてしまう当方の食後低血糖。
このまま放っておいても、勝手に血糖値はあがるのかもしれない、と感じつつも、あまりにも低い血糖値にビビってしまい、とりあえず清涼飲料水だけはごくごくと飲む。
食後の低血糖というのは、当方の場合、自覚症状が現れにくいように感じる。もし、今回、仮にだけど、食後(2時間後)の血糖値を測らなかったとする。そうすれば、当方はきっと低血糖の存在に気づかなかっただろうし、おそらく低血糖で倒れることもなく(確証はないけれど、倒れそうな気がしないのである)、今度は反動で血糖値は上昇していたようにも思う。
HbA1cが6%台だったころの当方は、こういう食後低血糖がやや多めにあった。下手すれば気づかぬ低血糖というべきか、はたまた、見過ごされる低血糖というべきか。