人によって、低血糖のときの自覚症状は様々。当方の場合、冷や汗や空腹感がよく起こる。血糖値が、だいたい60mg/dL以上、70mg/dL以下のときに、この冷や汗や空腹感は起こるけれど、ただ、低血糖になれば必ず起こるわけでもないから困ったものだ。

発症まもないころ(とはいえ、30年も前のことだけど)、低血糖の自覚症状にはとくに敏感だった。腹が減ったなあ、と感じたならば、それは低血糖の合図かもしれないし、汗が額から滴れば、それも低血糖のサインかもしれなかった。

とにかく、低血糖が怖かったために何か自覚症状が出ていないか、と四六時中注意していたものだった。

空腹感や冷や汗だけでなく、当時は、手の震えも自覚症状として教え込まれていた。だから、低血糖で自分の手が震えているんじゃないか、と占い師のごとくズッーと、中学生だった当方は、授業も聞かずに、自分の手を眺めていることもあった。

しかしながら、食事と食事の間隔があけば(通常は6時間くらい)、低血糖でなくとも嫌でも空腹感を覚える。人前でプレゼンなどすれば、いやでも冷や汗をかく。

頼りになりそうで、頼りにならなそう、なのが低血糖の自覚症状であって、やはり、低血糖かな、と思った時には、まず血糖値を測ることが肝要。

ただ、残念ながら、すぐに対処しなければいけない低血糖の自覚症状もある。上で述べたような空腹感や冷や汗を感じることがないまま、血糖値が赤丸急降下しているときである。

つまり、60mg/dLとか70mg/dLというような、低血糖の入り口での自覚症状を感じることのないまま、60mg/dL以下に落っこってしまったケース。

40mg/dLとか50mg/dLのときには、当方の場合、目がチカチカするような自覚症状だったり、気が遠くなるような自覚症状が起こる。

これは、ちょっとヤバい・・(つまり、倒れるかもしれない・・)

と感じてしまう低血糖の症状。続きは次回で・・

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