治療が面倒なのは、あなただけじゃ〜ありません!僕も治療放棄の時期がありました。
色々な原因で「糖尿病を放ってる」患者さまへ
「仕事が忙しく糖尿病は放ったらかし」「自分の糖尿病はあまり悪化していない・・と自分では思ってる」「お医者さんや看護師さんを信頼できない」様々な理由で、病院へ行ってない方へ。
僕は1型ですが、1型の場合、食事ごとに面倒なインスリン注射をしなくちゃいけないし、インスリン打つ前には血糖値も測らないといけない・・。そして食後も血糖値測って・・そして血糖値はノートにつけて・・。糖尿病になりたての頃(中学生)はまじめにやってましたが、2、3年たってくると面倒になってきて・・
僕の場合、先生に血糖ノート見せるのが嫌で・・
おまけに、測った血糖値のノートを見せるのです。毎月、Drへ見せるのです。「血糖値が悪い月などは、Drに怒られそうで病院、行きたくねえ〜」「そもそも血糖測定すらやってないし・・」僕はそんな理由で病院へ行かなかった時期があります。
僕は、まじめな患者ではないです(笑)血糖値だってロクに測ってなかったし、インスリンも低血糖を恐れて少なめに打ってました。「これじゃあ、血糖は下がらない」そんなこと自分でもわかってましたし、ましてや他人(Drや看護師さん)から言われるのが本当に嫌で・・
気持ちわかります・・治療が面倒くさくなっちゃったこと
そもそも、面倒ですよね。糖尿病の治療って。病院では「あれしろ、これしろ、そうしないと血糖値は下がらん・・」僕は、これを言われるのが怖くて、病院行かなくなっちゃったんです。もちろん、仕事が忙しかった時も行きませんでした。「そりゃ、自分自身でわかってますよ・・血糖値が高い原因は。自分の体なんだし。あなたに言われなくたって、わかってますよ」合併症にかかる不安もありながら、心の中ではこのようにつぶやいてました。
成功体験など聞いたところで、もっと嫌になる
こういう気持ちの時期に、「僕は⚪︎⚪︎で糖尿病を克服しました」みたいな成功体験聞いたら、どうでしょう?僕はかなり、イヤーな気持ちになりました。だって、治療しなきゃいけないのはわかってましたが、面倒なんですもん、治療自体が・・
そういう時期は必ずあります。同じ糖尿病を持つものどうし
自分の体験を振り返ると、こういう時期って先生や看護師さんから見れば、患者は「見ザル、言わザル、聞かザル」状態ですよね。僕は「治療しないこと山の如し」。だけど患者として、この経験を通じた感じたこと。それを過激に表現すると「こんな時期は、糖尿病忘れて、やりたいことに必死でのめり込む」。そりゃ、常にベストな治療ができればいいけど、人のこころの中はそう単純ではありませんから。そして、多少の期間、自分の糖尿病を忘れたところで、すぐには悪化しませんから・・・糖尿病は。少し、暴言のように聞こえたらごめんなさい。