毎週土曜日と日曜日は当方にとっての競馬Day。その上、昨日は、世界最高峰のレースの一つである「凱旋門賞」がフランスのシャンティイ競馬場で行われた。そして、現在の日本でもインターネットを通じて、凱旋門賞の勝馬投票券が買えるから便利な時代だ。

日本からは2頭の馬が参戦したが、18頭中、15着と16着に終わった。日本競馬界の至宝とも呼ばれたディープインパクトでさえ勝てなかった凱旋門賞。今後の日本馬の活躍に期待したい。

さて、競馬も基本的には新聞の予想屋の予想を信用して買うのが当方の買い方である。

蛇の道は蛇。

血糖測定器レボリューション

血糖測定器が健保適用されて30年が過ぎた。その30年の間に、血糖測定器は様々な進化を遂げて現在に至る。では、どのような進化を遂げてきたのだろうか。

もともと、測定時間は3分から今や5秒と、大胆な進化を遂げた。おまけに血液量も劇的に少なくなった。昔を思い返せば、かなり、痛っ!と感じるところまで穿刺しないといけないぐらい血液量が必要だった。血糖測定器のレボリューションはまだまだたくさんあるけれど、昔の血糖測定器に比べて、少ない時間、少ない血液量、で今のモデルは血糖値を測ることができるのである。

では、どうやって血糖値を測っているのか?

簡単に言うならば、血糖測定器のセンサーは、血液と「酵素」を化学反応させて、血糖値を測定している。「酵素」と血液を反応させる、ことについては、血糖測定器が進化したとは言え、昔から変わってはいない。

そして昔の血糖測定器には、尿糖試験紙みたいなものもあった。試験紙の部分に尿ではなく(笑)、血液を垂らすと、試験紙の「酵素」と血液が化学反応して、尿糖試験紙のように色が変わるのだ。変わった色を見て、200mg/dLの色や、300mg/dLの色と比較して測っていたのだ。この方式のメリットは、血糖測定器がなくても、ある程度の血糖値がわかることだろう。けれども、あまりに時間がかかることや、拭き取る必要もあるからか、現在では絶滅危惧種の血糖測定器に認定されている。いや、すでに絶滅したかも・・

血液量が足りません。

そして血糖測定器を使うものにとって、「血液量が足りません」という表示を見たことがない、そんな方がいらっしゃれば、その方はもぐりである。ではなぜ、この表示がでるのか?それは、先ほど申し上げた「酵素」が血液と化学反応して血糖値を計算するために、血液量が少ないと、血糖値も同時に少ない値(要するに低い値)で表示してしまうからだ。そのため、きちんとした血糖値を測るためには、適量の血液が必要になる。そして、低い値を表示させないために「血液量が足りません」という表示がでるようになっている。

では、もし、少ない血液量で血糖値が測れてしまい、本来よりも低い血糖値を表示してしまったら、それは「偽低値」と呼ばれる血糖値となる。それとは反対に「偽高値」という言葉もある。このような血糖測定器が出回ることは、まずない。なぜなら、あなたの健康を害するものになってしまうからだ。そして、医療機器に関しては、

・何か変だ

:機器が不良かもしれない

・血糖値の値がおかしい

と思った方は病院への報告はもちろんのこと、製造メーカーや、また、医薬品医療機器総合機構(PMDA)にも報告することができる。そう、このことは医療機器であなたの健康を害さないためにも、覚えておいて損はないだろう。

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