読者から以下のご質問を頂きました。
性別:女性
年齢:40代
題名:聞いていただきたくて、メッセージしました。
メッセージ本文:
1型糖尿病になった息子がいます。現在、10代後半です。
a1cは5.5ですが、
本人に何をいっても「
回答:貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。
また、1型糖尿病のご子息様へのご心労を深くお察し致します。
さて、頂いたご質問ですが、2つに切り分けて考えたほうがよさそうだ、と思いました。「適正なインスリン単位数」と「1型糖尿病患者はご子息本人である」。その二つです。あくまで患者としての意見ですので、かかりつけの医師が言うことの方を優先して下さい。
適正なインスリン単位に関しては、カーボカウント法で決める方法があります。インスリンポンプをご使用なのか?ペン型をご使用なのか?記載がなかったのでわかりません。しかし、私の経験だけから言わせてもらえれば、どちらをお使いでも「カーボカウント法」は使えると思います。ですが、ドクターから推奨されているインスリン単位数(持効型インスリンと毎食のノボラピッド)の記載がなかったので、カーボカウントの計算が出来ません。
a1cは5.5ですが、重度な低血糖からこの数値だと思います。
a1c5.5は重度の低血糖がなければ、かなり優秀な数値だと思います。
次に「1型糖尿病患者はご子息本人である」という点です
「注射を打たないお前に何がわかる」
そのご子息様のお気持ちは、非常に良くわかります。僕も高校時代に同じような状態に陥り、「病気のことは、医者や親にすらわからない」と勝手に思い込んでいました。自分が一番正しいのだと・・。それでよく救急車に担ぎ込まれてました。
「自己管理能力が弱い所があるのでインスリンを扱うのが恐ろしく感じています。と言うのも重症な低血糖を、何度も起こしているのです。」
ご心労は深くお察し致します。しかし、自分の経験からですが、治療者は患者様本人であり、その本人が自覚するときが必ず来るはずだと私は思います。ただ、発達障害があるとのことでしたので、かかりつけのドクターへご相談されることをお勧めします。
何かご質問やご相談などございましたら、こちらからご投稿下さい。
- 投稿タグ
- Q&A