読者から以下のご質問を頂きました。
性別:男性
年齢:20代
題名:是非助言をお願いいたします。
メッセージ本文:
私は現在23歳、山口県にて病院事務をしております。男です。 18歳の時に一型糖尿病が発症し現在も治療中です。 私はすごく悩み現在の職に就いております。今年結婚する予定なのですが、私の夢は私のような病気の方のサポートできるような職に就きたいと思っております。そのために現在仕事をしながらでも取得できる資格や助言頂けると幸せます。よろしくお願いいたします。
回答:
ご質問いただきましてありがとうございます。
「今年結婚する予定なのですが」
いろいろと思い、悩みもあっただろうと思いますが、何より、ご結婚おめでとうございます。
「私は現在23歳、職業は病院事務をしております。男です。 18歳の時に一型糖尿病が発症し現在も治療中です。 私はすごく悩み現在の職に就いております。」
現在、病院の事務をされていらっしゃるとのこと。あなたのお仕事そのものが病気の方のサポートになっていらっしゃることと思います。
「私の夢は私のような病気の方のサポートできるような職に就きたいと思っております。そのために現在仕事をしながらでも取得できる資格や助言頂けると幸せます。」
病気の方のサポートならば、一つには医療従事者側からのサポートがあります。ご存知のことと思いますが、医師や看護師、薬剤師や臨床検査技師、管理栄養士や理学療法士、社会福祉士など、患者さんと直接関わる資格があると思います。ただ、仕事をしながらでも取得できるようなものとなると、限定されてしまうかもしれません。
もう一つは、医療従事者側からでないサポートもあります。その場合は、資格がなくても、仕事の合間に患者さんをサポートすることはできます。たとえば、患者会に参加してお手伝いをするとか、ボランティアに参加する、などです。私は海外にいるとき、大きなボランティア団体に所属して、1型糖尿病の方のために、街頭で募金活動をしたことがあります。
また、資格ではありませんが、語学、も勉強しておいて損はないかもしれません。それによって、海外のサイトや文献にアクセスして1型糖尿病の世界事情を知ることも可能ですし、糖尿病の最新の治療についても学べる、と思います。
「私の夢は私のような病気の方のサポートできるような職に就きたいと思っております。」
大変素晴らしいことだと思います。すでに実行されていらっしゃると思いますが、あなたがきちんと1型糖尿病と向き合い、そして幸せに生きることが、他の病気の方へのいちばんのサポートになる、と私は感じています。
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