昨日の僕は、家族サービスのため、車を40分ほど運転して、東京のお台場に行った。

 

会津屋というたこ焼き屋

お台場では、マンガの美味しんぼ(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)にも出てくる「会津屋」で、僕らは、たこ焼きを食べた。じつは、僕の家にも、ガスバーナーのたこ焼き器があって、その器具を使って12歳の頃からたこ焼きを作っていて、たこ焼きを愛して止まないたこ焼き野郎。

そんな、たこ焼きを、大阪にいったならば、難波の千日前にある「わなか」で必ず食べた。渋滞ができるほど、いつも行列している「わなか」だけれど、そのわなかのたこ焼きが僕の大のお気に入りだった。

 

b8704c786cee771413d219c207ef43eb_sたこ焼きは6個でだいたい25gの炭水化物(カーボ)

大きさによっても誤差はあるけれど、粉もんの炭水化物(カーボ)量はいつも僕を混乱させる(笑)。とくに、たこ焼きとお好み焼き。いやはや、とりあえず、だいたいの炭水化物(カーボ)量の目星をつけて、インスリンを注射するしかない・・

そして、昨日、ソースをつけない会津屋のたこ焼きを初めて食べて、衝撃を受けた・・。まず、中に入っているタコがとても美味かったのだ・・おまけにたこ焼きの原点となったと言われるラヂオ焼きというものも食べた。そして明石焼きも食べた。

やはり関西のたこ焼きは格別だし、奥はかなり深い。僕は1型という病いを忘れて、食事制限もすっかり忘れて、おそらく30個以上のたこ焼き(3人家族で80個くらい)を食べた。お店の人も、何度も何度も注文する僕に驚いて、最後は感謝の言葉まで頂いてしまった次第であった。

今度は、本店に乗り込むぞ!と意気込みながら、僕は、腹のまわりをローテンションしながら打っている超速効型インスリンを7単位打った。

 

レゴランドとデンマーク

そんなお台場では、娘のためにレゴランドにも行った。3時間程度あれば、施設のほとんどを見て回れるぐらいの広さで、正直、あまり大きくない施設。大阪や名古屋にもある。

しかし、東京の観光名所がレゴで作られていたり、レゴのマスタービルダーからのワークショップもあったり(ちなみにレゴの面白い組み立て方なども習うことができる。)で、大人の僕でも楽しめる内容だった。

そのレゴの本社は、デンマークにある。デンマークとスイスの国旗をいつも間違えてしまうアホンダラな僕だけど、デンマークには、日本の大多数のインスリン依存の患者さんが使っているだろう超速効型インスリンの製薬メーカーの本社がある。昔から1型糖尿病の人口比率が圧倒的に多いと言われるヨーロッパの北側。そしてレゴとインスリン。なんとも面白い組み合わせではないだろうか、デンマークという国は。

 

そんなことをしながら

僕の日曜日は終わった・・家族サービスがほとんどの日曜日だったので、大好きな競馬も出来ぬまま、買っておいた東京スポーツは無駄になり、1日があっという間に終わってしまったのだった。

そして、低血糖を減らすために、持効型インスリンを18単位から13単位まで減量したのに、夜には55mg/dlという低血糖が来た。インスリンを少しずつ減らしているとは言え、低血糖は、いぜんとして起こるから不思議である。

あらためて、インスリンの単位(量)の決定は、とても難しいことを知った気がする・・

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