先日、近くにあるコンビニエンスストアに立ち寄った。おにぎりやサンドイッチを買うわけでなく、どんな雑誌や本が陳列棚に並んでいるのか見たかったからだった。
コンビニエンスストアにある本の棚
雑誌類に目を通してから、その上にある棚にも目を通す。そう漫画本などが置いてある棚。コンビニエンスストアにもよるけど、ここのコンビニの漫画本胡散臭い。だから、買う気にはなれない(笑)。そんな漫画本が置いてある棚に、僕の興味を引く本が置いてあった。
レシピ本
怪しい漫画本が数多くある中、唯一、威光を放っていた本だった。糖質制限食のレシピ本だった。思わず手にとって中身を見た。本の名前の通り、文字はあまりなくレシピの写真が多く掲載されているものだった。
僕もカーボカウンターの一人として、糖質制限食のことは知っている。だけど、実際に糖質制限食を体験したこともないので、ワクワクしながら読んでみた。
さすが・・
沢山のおかずがレシピとして紹介されている本だった。当たり前だけど、ごはんやうどんなどの炭水化物はほとんど掲載されてなかった(笑)。
オカラで作ったなんとか〜、大豆で作ったなんとか〜。こういった本を見るたびに
「この食事はうまいのか?」
糖質制限食の本のみならず、糖尿病学会が発行する「食品交換表」でさえ、そう思えて仕方がない。
テレビのCM
いまや、ビールや日本酒でさえ糖質OFFの時代である。低GIの食品も多数ある。僕も清涼飲料水を飲むときはシュガーフリーのものを飲んでいる。
ただし、食事は別である。なぜならば、炭水化物が好きだから、炭水化物は沢山食べる。まずい食事は苦手である。カロリー制限しているのだから、せめてうまいものを食わしてくれい。そんなわけで、三大欲の食欲が制限されるわけだから、まずいものを食った日は呪いたくなるのであった。
低糖質だけど・・
まじめな話し。1日の食事で糖質を制限すれば、たんぱく質や脂質の割合はいやでも増える。しかし、興味深いことに糖尿病人口の増加は、脂質量(自動車も)の増加と関係していると考えられている。
そうなると、1日の食事カロリーは同じでも、糖質を制限して脂質過多な食事をすれば、糖尿病の人口は増えるようである。3食フライドチキンの食事をすれば、糖尿病人口は増すように思われる。
しかしながら一方では、糖質は糖尿病患者の血糖値に影響を及ぼす。糖質の多いごはんに比べて、糖質の少ないフライドチキンは血糖値を上げにくい。こちらの方がすぐに理解は出来る。だから、糖質制限食は流行っているのだろう・・けれども、糖質はもろ刃の剣のようである。
そんな中、行き着いた先は「うまいものを食って、インスリンを打つ」となるのであった。