僕は、できるだけ、きちんと、3食食べるようにしている。腹が減っていようが、減っていまいが、とりあえず食物を流すという感じで(笑)。忙しい日も、暇な日も、病めるときも、そうでないときも。

腹がすいた、という元来、人に備わっている食欲に頼って食事をするならば、僕は、たぶん1日に1食で十分である。正直、腹が減ったという感覚が、あまりに起こらない。だから、無理矢理にでも食べないと、たぶん食事の回数は減ってしまうのである。

そんなわけで、3食の食事を食べて、インスリンもほとんど同じ量を打っている。ほとんど毎日、同じような食生活をしていて、ほとんど毎日、同じ量のインスリン単位なんだけど、低血糖がよく起こる日と起こらない日がある。不思議なことに・・

最近は低血糖が起こる頻度も多くて、左手にはコーラ、右手には血糖測定器が欠かせない状況。運転する車には、いつもコーラと血糖測定器をダッシュボードに常備している始末。低血糖が多い日には車を運転するのが怖くなってしまう・・

以前、教育入院中に低血糖になってしまい、条件反射でカバンにいれてあるコーラを飲もうとした。看護師さんには、コーラじゃなくて10gのブドウ糖を補給してください、と言われた。当たり前である。ここは病院なのだから・・

しかし、実生活で実際に低血糖が起きたときに、10gのブドウ糖を飲んでとりあえず様子を見る、という行為はとても難しい。

まず1つには、10gのブドウ糖で自分の低血糖が本当に回復するのか、という疑問がある。回復を待って、ダメならば、再度ブドウ糖を10gを飲んで、という作業を繰り返していたら、ものの30分は軽く経過してしまうだろう。ホームで電車を待っていたらなら、低血糖が回復するまでは電車に乗れないし、低血糖回復のために、そんなに時間は使っていられない、というのが僕の実情。

もう一つは、10gのブドウ糖が手に入りにくいこと。そもそも、スーパーなどで、あまり見かけたことがない。病院の近くの薬局などで手に入れることはできるけれども、そうそう薬局に行く機会など僕はない。

最後に、10gのブドウ糖を飲み込むまでに時間がかかる、ということ。今は、ゼリー状のブドウ糖やラムネみたいなタイプのものも販売されているけど、どれもコーラに比べると飲むまでに時間がかかる。飲むまでに時間がかかれば、低血糖は回復するのだろうか、という不安との戦いになる。

だから僕の実生活での低血糖の対処は、どこにでも売っていて、飲むまでに時間がかからない、コーラという商品に頼りきってしまっている。正直、医療者の人から見れば、あまりオススメできない手段なのだろうけれど・・

もし、10gのブドウ糖をお探しならば、いったん以下のリンクからホームページTOPにお戻りいただき、Amazonで検索していただければ嬉しい限り。

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