糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、今まで筆者が糖尿病治療で受診した科の名前である。30年前に初めて病院へ行ったときは、たぶん内分泌内科という名前だったような。昨今は科の名前に糖尿病と付いているところも随分見るようになったかなあ。

 

糖尿病は糖尿病か代謝か内分泌

もう長く糖尿病を患っているので、糖尿病の治療を受けるときに診療科で迷うことはたぶんない(笑)おそらく代謝か内分泌か糖尿病という文字が付いている科で間違いないだろう。こんな知識があったところで役に立つとは思えないけど、糖尿病をよく知らない人にとってはとても大切な情報かなと感じた。

たとえば皮膚なら皮膚科、目なら眼科、検査なら検査科、薬なら薬剤科、会計なら会計科、ここら辺はとても簡単である。泌尿器科などはちょっとわかりにくいけど、まあご愛嬌。その一方で内臓の科はわかりにくいものが多いのではないだろうか。消化器内科と言われれば、いったいどこの臓器だか悩んでしまう。大腸はどこなのか、胃はどこなのか、肺は呼吸器か?たぶん僕も別の病気にかかったら、一体全体どこの科に行けばいいのかわからないことも絶対にあるだろうなあ。

 

糖尿病科であったらいいかな

糖尿病科、代謝科、内分泌科、そのような科にこんなのあったら面白いかなあという科を考えた。

ひとつ目は人生相談科。糖尿病になって苦しかった経験や不安に感じていることなどをカウンセラーへ相談できる科。1対1の個別面談。僕自身も今まで苦しい経験があって、処理に困ることがあったもんだから、ぜひ、この科は欲しいなあと思えてならない。

ふたつ目は血糖測定器科。血糖測定器の使い方をやって、前回の記事にも書いたのだけど、血糖測定器を徹底的に使い倒す。だってね、1回の測定をすれば、金銭的なコストもかかる血糖測定なのだから、コスパを最大限高めて使えたら・・そんな風に考えちゃう。その後、ヘモグロビンA1cと血糖値の関係、こんなことまでお伝えできればいいかなあ。

みっつ目はカーボカウント科。カロリーだけでなく、炭水化物の知識とインスリンの知識、それと適正な単位を知る科。患者の多くはたぶん1型糖尿病患者さん(笑)。もっと深堀りできれば、インスリンの効果をグラフでお伝えする。さらに理解を深めるのであれば、追加打ちをする適正な時間(例えば打ってから何時間後とか)や単位もお伝えできたら幸いなのかもなあ。

だけど、患者さんも医療者もこんなこと出来る時間はないよなあ〜

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