インスリンポンプをやめてから、かれこれ10ヶ月が経った。ポンプからインスリン注射に切り替えたわけだから、試行錯誤の連続(笑)。そんな中で、HbA1cを下げるために日常生活で実践したみたことを書いてみたい。

 

食事

ヘモグロビンA1c(HbA1c)を下げるには、本当に様々なアプローチがあると思っている。食事、運動、インスリン、体調など、いろんなことが関係しているように思う。まっさきに浮かんだのは食事。食事はカロリーだけでなく、炭水化物も計算(カーボカウンティング)してる。食事の内容にはある程度注意深くフォーカスしているつもりだ。

だけど、気になっていたのは食事の回数。1日1食のみのドカ食いであれば、血糖値はジェットコースター。そんな経験が若い頃からあったもんだから、食事の内容だけじゃなくって、食事の回数にも気を使って、腹などすいてない朝食もきっちり食った。

 

運動

1型糖尿病の僕は運動をあまりしていない。そんなことは決して誇れるもんじゃないけど、長年の勘というか、怠惰というか、運動と血糖値はあまり関係がない、そんな信念がある。

しかし、2型糖尿病であれば運動と血糖値は大きく関係するのではないだろうか。血糖値を悪化させるものの一つとして体重があるから、運動して体重を普通の状態にする。運動にも有酸素運動や無酸素運動があるから、怠惰な僕は有酸素運動をちょっとだけやっている。

余談になるけど、車やバイク、電車に飛行機の拡散で、現代の人は運動をしなくなった。糖尿病が爆発的に増えている原因はこの運動不足が大きく占めていると僕は考える。ネットの情報化社会が進めば、ますます人は動かなくなり、尿に糖を出す人が顕著に加速しそうだ。

 

2種類のインスリン

食事の際に打っているインスリン。しかし、インスリンの単位にはいつも気を使わされる。また、低血糖の時にブドウ糖を使うように、高血糖の時には追加でインスリンを打っている。血糖測定は縁の下で、いつも力強く働いてくれている。

インスリンも2種類(超速効型と持効型)使っているから、この配分にも苦慮させられる。1日の単位数(たとえば超速効型を1日15単位打ったならば、持効型も15単位)を5:5で合わせるのがベストかなあと感じている。まあ、食事をたくさん食べれば超速効型の単位はかなり増えちゃうけど・・

インスリンの単位と配合はいつも悩みどころ。

 

体調

体調が狂うと血糖値は狂いやすい。歯が痛かったり、ダルかったり、そんな時には血糖値がうなぎ登りになることを何度も経験した。下りすぎることもあったけど・・。体調は万全を期したいんだけど、そううまくいかないのが1型糖尿病の僕の本音。

食事、ちょっとの運動、インスリン、体調、そんなことに気を使いながら、ここ10ヶ月インスリン注射をしてきた。HbA1cはだいたい7.5%近辺をウロウロ。やはり6%代など、夢のまた夢か・・

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