メドトロニック社から発売されたガーディアンコネクトを使った感想の第2弾。
ガーディアンコネクトは自分の血糖値のグラフを携帯端末(僕は赤いiphone8)でいつでも見れる優れもの。事前に「低血糖になるよ」とか「高血糖に突入するよ」という予測をしてくれるのだ。おまけにアラートも鳴らしてくれる。
勘弁してほしい、あの激しい低血糖
だから、あの激しい低血糖、おそらく血糖値が50mg/dL未満のとき、もしかしたら、その時は満員電車の中かもしれないし、もしかしたら、その時は静かなコンサート会場の中かもしれない。たとえ、あなたがどこにいようとも、その時には、ブドウ糖がたくさん入ったコーラをかぶかぶ飲まなきゃいけない状況だし、誰に助けを求めたらいいかすらもわからなくなって行ったり来たりするような挙動不審になる状況を、この低血糖予測アラートによって、できるだけ回避できるのだ。
前回の使用はトライアルということで、最大6日間、使用が可能なCGMであるガーディアンコネクトを使った感想を書いた。そして今回の診療から、フリースタイルリブレはやめて、このガーディアンコネクトというCGMを1ヶ月使用することになった。
キャリブレーションとカスタマーセンター 0120-563-256
ドクターから5個分のセンサーを処方してもらい、早速使用を開始。ところが思わぬところにいくつかの落とし穴があった。
ガーディアンコネクトも含めてCGMと呼ばれる装置は、実際の血糖値を測定しているわけではない。そのため、ガーディアンコネクトのセンサーで測った値を、実際の血糖値に近づけるために、血糖値を測り、iphoneのアプリに入力する。これを較正(キャリブレーション)と呼ぶけれど、この作業をすることで、アプリに表示されるグラフがより血糖値のあたいに近い数字になる。そのため、この較正を1日に最低2回はする必要がある。
当方がセンサーを使いはじめて3日目になるときに、較正してください、という表示が何回も表示された。その都度、血糖値を測り、アプリに入力したものの、較正してください、とまた表示されるのだ。最終的には6回くらいは較正をしたはずだ。
較正する回数があまりに多すぎたので、コールセンターに電話をした。アプリを強制終了する対応策を教えてもらい、そのときは急場を凌ぐことができた。つまり、アプリを再度開いてから、画面上に血糖値が表示された。ほっと胸をなでおろした。
しかし、問題は2回目である。
違うセンサーを使いはじめて、2日目だったかと思う。このときも較正してください、という表示がなんども表示された。そして僕は指示に従い較正し続けた。イラっときた。そしてコールセンターに電話をした。
コールセンターの電話が繋がりにくくなっております…
乾いた音声が僕のiphoneから聞こえてくる。そして、電話を待つこと6分。ようやく担当者が電話にでた。今回も対応策を教えてもらったが、前回のように急場をしのぐことができず、
センサーを交換してください、
という表示があらわれた。まだ二日しか使っていないのに、おまけに10回くらい較正に使った血糖値センサーだって、ただじゃないんだ。コールセンターの対応も前回ほど良くなかったし、エンライトセンサーもひどすぎる….
そのため、現在、メドトロニック社の対応待ちである。