いやはや、暑い夏だ。僕は、熱中症を患ったことはないけれど、皆さん、今年の夏は熱中症に注意である(笑)。水分や塩分の適度な補給を心がけるようにしよう。当方は、1日にだいたい5L近くの水を飲んでいるため、外出などすれば、水分代で財布がどんどん軽くなっていく悲しい1型口渇野郎(たとえ、マイボトルを持ち歩いたとしても、広大な砂漠に降るほんの少しの雨に等しい)
そして、いろいろ、皆さんから、たくさんのご意見を頂いて多謝である。面白いブログと言われるのを目指して、書き続ける当方のくだらない、1型糖尿病と学びながら。
書き始めたのは1年前くらい。その頃には、この広い世界で、誰にも注目されないブログのように感じて悲しかったけれど、今は、すごく多くの方にご覧いただけているようだから、嬉しい限り。
そして、つまるところ、このアンフェアと思える病いとの闘い方は、食事とインスリンであると考える。その根底を支えているのは、血糖測定。そして運動は大事じゃない、とも考えていない。
そんなわけで、食事に関しては、今まで、いろいろな記事を書いてきたけれど、大切なことは、食べる食事を見たときに、食事のカロリーと炭水化物量(カーボカウントも実践する人ならば)を、できるだけ多くの情報を仕入れることである。
僕が1型糖尿病になりたてのころは、この作業で、頭がたいへん混乱した・・しかし、情報(ここではカロリーと炭水化物量のこと)とは面白いもので、獲得していけば、獲得していくほど、今度は、自分の中でいろいろなものが取捨選択できるようになるのである。たくさんの貝殻を拾ってきて、机に並べて、ほしいなものとそうでないものをわけるように、である。
もし、1型糖尿病になりたてで、とにかく自分の病いで不安な人がいるならば、まずは食事の世界を見つめてみたら良いと僕は思う。もちろん、インスリンの単位数などは、Drの指示を圧倒的に、最優先事項として、守って打てばいいし、カロリー制限があるならば、そのカロリーも守ればいい。
それと、カーボカウントのこと。1型糖尿病を発症して、たしか20年目に、僕はカーボカウントのことを知った。それまでの20年間でおおかたの食事のカロリーなどは把握していた(もちろん把握はしていても、年数が経つと、かなりアバウトなカロリー計算になってしまうのだが)。
ただ、食事もインスリンも、掘れば掘るほど、かなり深い世界である。1型糖尿病治療にとって、食事のカロリーが基礎的治療であると僕は考えているし、その上に、僕の場合は、カーボカウントという技術が乗っかっている。そして、食事は多様性に満ちている。毎食カップラーメンだけなら、おおかた、カップラーメンのラベルを見ればカロリーや炭水化物を把握できるけど、日常生活で、そうもいかないのが食事なのだ。そして、うまい食べ物は、1型糖尿病の僕でさえ、幸せにしてくれる有難いもの。
ただし、アホンダラな僕は、1型糖尿病になってから、10回連続で、同じ牛丼チェーンの牛丼(並盛り)を食べたことがあるとここで自慢しておきたい・・かなり飽きた食事だったけれど。
だから、いつも、混乱する食事などを、よくこの記事で書いているのである(笑)。目の前にある食事を見て、少しづつ少しづつ、その食事のカロリーを、特に1型糖尿病を発症したてのころは、学んでいくのが良いと僕は思う。
本ならば、まずはこれ、糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版(アマゾンへ移動します)。買ったならば、隅から隅まで、読破すべし。ただ正直、いきなりすべての食事のカロリーを覚えるのは無理である・・無理はしなくていいと思う・・焦ることなかれ・・
徐々に、食事のことをたくさん学んでいって、少しづつ進んでいけば、例外的な食事を除いて、カロリーや炭水化物(糖質)量でまず外すことはなくなるはずだ。それが1型糖尿病の患者のプロってもんだろう。
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