現在、半年に一回ほどの割合で検査を受けているのが眼底検査。まずは視力検査をして(視力検査がないときもある)、その後、散瞳薬を点眼し、いよいよ近くのものが見えづらくなり(老眼になった気分だ)、あたりの景色が眩しくなってきたころに眼底の検査が始まる。

現在の当方のHbA1cはだいたい、あいかわらずの7.5%ぐらいである。

つまり7%を切れていないので、少しづつだが合併症は進行しているかもしれない、と思った。

そして、眼底検査の結果、目の状態は、網膜の血管に出血が見られる単純網膜症、だった。

当方の過去10年の1型糖尿病治療を振り返れば、最初の5年はHbA1cが7%を下回っていたけれど、ラスト5年は残念ならが7.5%ぐらいをうろうろしている。その結果、目の状態は、出血が全くない状態だったり、出血が見られる状態の単純網膜症だったり、ここ10年はいったりきたりである。

30年まえの、1型糖尿病を発症したころは、4ヶ月に1度のペースで眼科に通っていた。年に換算すれば3回のペースだ。そして、そのペースで、すでに30年が経つので、単純計算でも90回以上は眼底検査を受けたことになる。なんとまあ多いこと(笑)

そんなことから、毎回、毎回、点眼されるあの散瞳薬にも慣れてはきたし、眼底検査のときに使われるあの眩しいライトにも慣れてきた。そして、血管からの出血にも多少慣れてきたつもりではいたけれど、診察が終って、Drから

出血が見られます

と言われれば、いかに慣れた当方でも、やはり少しは凹むのだった。

合併症が発症した、と聞けば30年も一緒に1型糖尿病と歩んできた僕でさえショックを感じるし、もし1型糖尿病初期のころだったならば、この合併症(網膜症だけでなく)にかなりの恐怖を感じていたことも事実である。

ただ、今までの経験と照らしあわせれば、HbA1cを下げれば(要するに7%以下にすれば)、今の出血は止まることを僕は経験もしているし、だからこそHbA1cは7%未満が目標値となっていることも知っている。

さあ、来年も、定期的に眼底検査をして、早期発見!

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