1型糖尿病を発症してから、インフルエンザにかかったことは恐らくない。インフルエンザのワクチンの注射などというものも、1度も経験したことがない。インフルエンザみたいなシックディは月に1回くらいはあるけれど(笑)

海外に住んでいたころ、ゼネラルプラクティショナー(診療所みたいなところ)にて再三にわたってワクチン注射を勧められたことがある。

「ワクチン打っておいた方がいいよ、1型糖尿病なのだから」

たしか、インド出身の先生だった。パソコンを打つのに、右手の人差指しか使わないものだから、なんともキュートな先生だった(笑)

そんな診療所にはワクチンのポスターがいたるところ貼られていたから、ワクチンを打たなくてはいけないのか、と僕は思った。

だけど、海外でのワクチン注射は何となく恐怖感を覚えたし、打ったところで本当にインフルエンザにかからないのか、という疑問はあった。だから、なんとなく、ワクチン注射もせぬまま、またインフルエンザにかかることなく過ごしてきてしまった。

まるで、ずさんな僕のインフルエンザ対策。かかったことのないインフルエンザよりも、時折くるシックディの対策をしたい、というのが本音なんだけど。シックディだって、悪寒はあるし、怠いし、熱こそないものの、風邪に似たような症状だ。インスリンを打っても打っても、血糖値が下がらないシックディの方が僕にとっては切実な問題。

そんなわけで、いつもインフルエンザの対策を忘れてしまう。ワクチン注射も忘れてしまう。まるで実感のわかないインフルエンザ。ただ、インフルエンザは怖い。それはインフルエンザで亡くなる人がいるから。そう考えると、ワクチン注射をした方がベターなんだけど、僕は毎年忘れてしまう・・

今年もインフルエンザが流行しだしてきている。

国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップが役に立つ。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html

なにはともあれ、今年はワクチンを打っておこう、と思いながら、面倒臭くて忘れてしまう1型糖尿病患者なのであった・・僕のインフルエンザ(その2)へ続く

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