骨折と血糖値
階段から転落して以来、僕の血糖値は下がる気配を見せなかった。
骨折による炎症のためか(まあ骨盤と右腕を骨折してしまったから)、血糖値は常時250mg/dlを超える日々。そして、手術のために入院してからも、血糖値は下がる事はなかった。
骨折した場所は痛いし、血糖値は下がらないし、と踏んだり蹴ったりの状況だった…
1日に35単位から40単位のインスリン
僕は1日に35単位から40単位のインスリンを打っていた。骨折するまえは、このインスリン量でHbA1cは7%前半ぐらいに落ち着いていた。
増えるインスリン単位数(量)
しかし、続く高血糖のため、代謝内科のドクターの指示があり、そして食事の際のインスリン増量で、1日の合計インスリン単位数(量)はなんと100単位を超えた!
余談だけれど、この単位数(量)を打ってさえ、僕の血糖値は100mg/dlをきることはなかった。そう、この血糖値は、体が緊急事態を教えてくれているようなものだった。
そして、手術に備えて(何かが体に着いた状態では手術ができないとのことだった)当方はインスリンポンプも外し、持効型1回と食事ごとのインスリンの計4回打ちに切り替わった。このころから、初めての手術に恐怖を感じるようになっていた(笑)
Daily totals(1日合計)のインスリン量
つまり、1日の合計インスリン量は通常の3倍に増やして(当方は筋金入りの1型患者だけど、3倍に増やしたのは初めての経験!)、術前の血糖値はなんとか200mg/dl以下にすることができて、事なきを得た。
そして、12/29(金)の手術を待つばかりとなった・・手術時間はだいたい8時間くらいとのこと。
つづく
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