約5ヶ月前に大きな大腸ポリープを切除した経過観察として、先日、再度の大腸の内視鏡検査をやった。前日に1000kcalしかない検査食のせいで、血糖値は、低い値(朝102mg/dL、昼91mg/dL、夕前84mg/dL、フリースタイルリブレで測定)で推移した。
大腸の内視鏡と低血糖対策
大腸の内視鏡前は、徹底して大腸を洗浄するためか、下剤を飲み、便が無色透明に近い状態になるようにする。そして、アメ・キャラメルはOKとのことだったけれど、飲み物は、お水かお茶、スポーツドリンクだけは飲んでもいいとのことだった。
ただ、僕みたいな1型糖尿病の場合、突然の激しい低血糖に襲われることがある。150mg/dLだった血糖値が、1時間後には突然40mg/dLになっているというのは、
いつものこと
とまでは言えないけれど、まあ、そこそこあるのが事実だ。だから、そのためにコーラのような重量が重く、糖質が多い甘い飲料水を常に持って歩いているわけだ。だけど、念のために、そのクリニックの看護師さんには、低血糖になったときに、スポーツドリンクでは糖質が少ないと思ったため、糖質が多く入ったコーラのようなものを飲んでもいいのか、を聞いてみた。
できれば、サイダーみたいな無色透明の飲料水の方が良いです
との答えだった。
大腸内視鏡の検査時間
大腸検査が無事に終わって、検査着から普段着に着替え終えて、今度はDrとの診察が始まった。
肛門付近に5mm程度のポリープがありましたので、切除しました
とのことだった。
前回は24mmという巨大なポリープだったけれど、今回も5mmという小さいものとは言え、ポリープが見つかったことには驚きだった。ただ、Drの腕がうまいのだろう。今、通っているクリニックの内視鏡検査は10分-15分で終わるし、ほとんど痛みもなく、ポリープを切除したような感触などもなく、つらいことなど何もなかった。
しかし、また2週間後の怖い生検待ちとなった…
検査食と血糖値
ここ最近、食べ過ぎによる高血糖が多かったように思う。なぜなら、1000kcalという検査食は、朝食:おかゆ、昼食:カロリーメイトみたいなクッキー、間食:チョコレートクッキー、夕食:コーンスープだった。炭水化物量はとても多かったけれども、1000kcalのおかげで、インスリンの単位(量)は変えずとも、血糖値が100mg/dL前後をうろうろしていたからだ。
もちろん、血糖値を上げるものとして、食事の影響はとても大きい。しかし、食事が、血糖値を上げるすべての要因でないのが、1型糖尿病の血糖値なのだ、と僕は考える。では、他になにがあるのか。このことについては、今までも記事で書いてきたけれど、これからも折にふれて書いていきたい。(記事検索もどうぞ、ご利用ください)