血糖値が高いと、ついつい不安になってくる。かくいう僕も、ここのところのあまりに高い血糖値(たとえば、ここ1週間の朝食前の血糖値は250mg/dLをオーバーだ)に、少し不安である(笑)

ただ、少し冷静になったときに、この「血糖値が高い」という不安を少しだけ考えて見る。そうすると、血糖値が高い!という不安の源は、実は高血糖のせいで起こっているのではないだろうか。そう、感じることがある。

つまり、血糖値が高い原因は、体調そのものが悪いせいなのかもしれない。本当に体調の悪さが原因なのであれば、体調の悪さによって、血糖値への不安が増している、という図式も当てはまる。

また、その逆もあるのではないだろうか。体調そのものが悪い原因は、血糖値が高いせいなのかもしれない。ただ、この場合も、体調の悪さによって、血糖値への不安が増すことに変わりはない。

このように、血糖値への不安が増す悪循環は、体調が悪いときに特に注意が必要だ。こういうことって、僕自身が1型糖尿病と歩んでいくうちに見つけた僕自身の法則なのかもしれない。

以前、海外に住んでいるときに、同じ1型糖尿病の20代の若い女の子と、この話題について話したことがある。彼女も同じような経験をして苦しんでいる、と言う。そういう彼女は、当時、海外で発売されていたインスリンの自動停止機能がついた最新のCGMつきインスリンポンプを使っていた。ただ、そのような最新の医療機器を使ってさえ、血糖値への不安が増すこともあるのだ。

そして、その解決方法は・・

とにかく寝て、血糖値が元どおりに戻るまで休むしかない!

というのが僕の法則だ。体調が悪くて、おまけに血糖値も高いから、寝ていながらも本当に焦る。超速効型のインスリンをかなり増量して打ってさえ、血糖値などほとんど下がらない。

インスリンは本当に血糖値を下げるのだろうか

と疑ってしまうほど、インスリンは頼りない存在に思えてくる。

先週の1週間、血糖値が下がらず僕はかなり焦った。今も同じように、血糖値の下がりは悪いけれど、なぜだかあまり焦らなくなった。体調が少し回復したのかもしれない。

Happy Merry Christmas!

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