あまり大きな声では言いたくないのですが、僕は喫煙者。「えー、糖尿病なのにタバコ吸ってるの!」と批判をあびそうですが、20年以上の愛煙家である。海外在住中は「チェーンスモーカー」と呼ばれ、今もタバコを吸ってます。

 

多くの医療者から言われたこと

それは「禁煙」。そりゃ、そうだ。Drや看護師さんなど、医療者は「患者の病気を治すこと」が責務であり仕事であって、「百害あって一利なし」のタバコは止めてほしい。その気持ちは十分わかる。その上、時代も時代である。日本もいつの間にか「分煙」から「路上禁煙」になってきてる。愛煙家にはとても過ごしづらい時代が到来。僕の記憶が定かならば、100年前は「喫煙は体に良い」という広告すらあったのに・・・、価値観のチェンジは恐ろしい。そんな時代に入り、1型糖尿病を患っている筆者ですが、タバコをやめる意気込みは、今のところない全くない。なので、医療者の言葉は「馬の耳に念仏」なのである。

 

その上、コレステロールも

その上、数年前からコレステロール(LDL)も高くなり、薬を飲み始めた。糖尿病だからコレステロールが高くなったのか?それはわからないけど、薬のおかげで、コレステロール値は正常範囲になった。だけれども、気になる病気が一つある。

 

それは動脈硬化

糖尿病は、高血圧、高脂血症、肥満などとともに、生活習慣病の代表です。これらの生活習慣病は、動脈硬化が進むことによって起こる狭心症、心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞)、閉塞性動脈硬化症(下肢の動脈硬化症)などの病気を引き起こしたり、進めたりします。<出典:国立循環器病研究センター 元国立循環器病研究センター
動脈硬化代謝内科部長 吉政 康直 [48] 糖尿病と動脈硬化(前編)

 

こわっ。その上、喫煙だって、動脈硬化の原因になる。覚悟はして喫煙しているものの、怖くなった僕は今日動脈硬化の検査行った。

 

検査結果は・・

20年近くHbA1cは8%〜9%をさまよい、喫煙だって半端な数じゃない。1日40本は吸っている。検査結果を聞くまで、心臓が口から飛び出るくらい怖かった・・「あなたの動脈硬化はかなり進んでいます」そんな言葉がDrから聞かされたらどうしよう・・検査が終わり、待合室ではビクビクした思いだった。

ただ、結果は予想に反したものだった。今の僕は、とうに40歳を超えているけど結果は「39歳くらいの進行度」。良好であった。

ただし、この記事は糖尿病患者さんに向けてタバコを推奨するものではない。あくまで僕個人の一つの事例である。参考になれば嬉しい限り。喫煙している糖尿病患者さんなら受けた方がベターな検査だと思う。ほんの10分程度の検査だった。検査はクリニックでも可能。

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