読者から以下のご意見を頂きました。

性別:女性

年齢:40代

題名:5歳になる息子のこと

メッセージ本文:

はじめまして。いつも、興味深く読ませていただいてます。

今日は5歳になる1型糖尿病の息子のことでメールさせていただきました。

去年10月に発症し、ちょうど1年となります。

私達はカナダに住んでいるので、今年9月から幼稚園が始まりました。

息子はまだハネムーン期にあるようで、朝食前に、超速攻型と中間型(中間型は、お昼に学校で注射をしないで済むように打っています)

夕食前に超速攻型を、その時の血糖値に合わせて単位を決め打っています。

こちらでは、もともと午前中と、午後、それから寝る前にスナックを炭水化物にして約15g食べるように言われていたのですが、高血糖気味の時はそれが半分になったり、ゼロになったりと、その日の様子を見て変えていました。

回答

ご意見を頂きありがとうございます。

「今日は5歳になる1型糖尿病の息子のことでメールさせていただきました。去年10月に発症し、ちょうど1年となります。」

ご子息様の診断、治療が始まって一年。まだまだご不安の多い時期かと思います。

私達はカナダに住んでいるので、今年9月から幼稚園が始まりました。」

ご存知のことと思いますが、先日の11月14日は「世界糖尿病デー」で、インスリンを発見したカナダ人の医師、フレデリック・バンティング博士の誕生日です。カナダの事情には詳しくありませんが、1型糖尿病の認知度が日本よりもあり、周りの方の理解が進んでいるなど、そして、ご子息様が無事に入園できていらっしゃることが何よりかと存じます。

「息子はまだハネムーン期にあるようで、朝食前に、超速攻型と中間型(中間型は、お昼に学校で注射をしないで済むように打っています)夕食前に超速攻型を、その時の血糖値に合わせて単位を決め打っています。こちらでは、もともと午前中と、午後、それから寝る前にスナックを炭水化物にして約15g食べるように言われていたのですが、高血糖気味の時はそれが半分になったり、ゼロになったりと、その日の様子を見て変えていました。」

様々な医療機器の開発により、血糖値を24時間リアルタイムで測ってくれるCGM、や、かざすだけで血糖を測れる血糖測定器が実用化してきております。ご子息様はこれらの機器をお使いになっていらっしゃるのでしょうか。

「1型糖尿病」を発症した子供の4人に1人が、幼稚園や保育園への入園を断られたり、難色を示されたりするケースがあると答えた

(出典:<1型糖尿病>16%入園拒否 「経験ない」「対応が困難」毎日新聞

上記は日本の現状を現しているものと思いますが、これらの医療機器の開発により、世界中の子供たちが、同等の権利として、教育を受けれらる世の中になってほしいと願っております。

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