おにぎり、それは、かつて、いやいや、米を食べなくなったと言われる今でも、愛してやまないお弁当。おにぎり、それは米粒からできているため、ほとんどが炭水化物であり、つまるところ、ほとんどが糖質の食品。
僕は、コンビニのおにぎりを手に取って、それを昼食で食べる。なんのことはないシンプルな、セブンイレブンで買ったおかかのおにぎり。このおかかと米粒のコンビネーションは、ある意味、質素なおにぎりである。そして、この上なくゴージャスなおにぎりなのかもしれない、僕にとっては。
僕はいつも、おかかか梅干しのおにぎりを食べると、経験したこともないのに、かつての、食べ物がろくになかった日本を知ったような錯覚に陥ってしまう。なんとも、センチメンタルなおにぎりである。
ごはんの量とカロリーと炭水化物量(糖質量)
おかかなどは、かつお節と醤油で味付けされたものだから、ほとんど、カロリーはない。梅干しもそうである。炭水化物(ここでは糖質と呼んでも良し)もないし、脂質もほとんどないし、もちろんたんぱく質もない。
ただ、セブンイレブンのおにぎり、基本的には、僕の茶碗で言えば、ちょうど一杯分のごはんの量である。カロリーは167kcalだから、約160kcal(食品交換表的には、いわゆる1単位=80kcalだから2単位分のごはん)と見て良いだろう・・
そんな茶碗一杯分と言われる内容量のセブンイレブンのおかかのおにぎりの炭水化物量は、だいたい35g程度である。きっちり、計算するなら、おにぎりの裏にある栄養成分を確認するといいけれど、まあ、目で見て、触ってみて、食べてみて、おおかたの米の量とカロリー、炭水化物量(糖質量)を把握できれば、それに越したことはないと思う。
けれども、茶碗一杯のごはんを測るのは
実に難しい。なぜならば、茶碗はサイズがバラバラだし、病院食のごはんが入っている大きなクリーム色の茶碗(いや、あれは正確に言えばどんぶりかも)だし、自宅の茶碗は病院の茶碗に比べたらもっと小さいだろう。なので、茶碗一杯のごはんの量というのは、実にバラバラなのである。
そんなわけだから、自宅で食事を食べる人ならば、自分の茶碗に盛ったごはんの量を、一度秤に乗せてみることをお勧めする。そうすれば、だいたい何グラムなのか把握できるからだ。
そして、その作業を繰り返しやっていれば、目で見て、ごはんの分量がわかるようになる。おまけに、デニーズやロイヤルホストなどで外食した際に、茶碗ではなく、平べったいプレートに乗せられたごはんでさえ、目で見れば、ある程度、分量がわかるようになってくるから面白い。そうすれば、カロリーだって、そしてカーボカウントを目指す人ならば、炭水化物(糖質)の量もわかってくるのである。
基本中の基本の知識なので、始めはちょっと辛いかも・・(笑)
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