読者から以下のご意見を頂きました。

性別: 女性

年齢: 40代

題名: 本日診察日

メッセージ本文:

いつもありがとうございます。 本日、月1の検診日でしたが、私としては今までで一番標準に近いHbA1cでした…とは言っても標準以上ではありますが。私のDrはHbA1cを基準に近付けることよりひどい低血糖にならないことを重視するためある程度高くても指導を受けることはありませんでした。今の結果に一喜一憂しないように、と冷静なアドバイスをしつつフリースタイルリブレの使用により現状把握と都度対処ができることが良かったのでは、と共通理解して帰ってきました。確かにリブレはさっと計測できて、インスリン量が違った時にすぐ追加するなど対処ができることはとても安心につながっていると思います。

回答:

メッセージを頂き、有難うございます。

「私のDrはHbA1cを基準に近付けることよりひどい低血糖にならないことを重視するためある程度高くても指導を受けることはありませんでした。」

すごく大切な部分だと思います。僕自身も、HbA1cを下げるため、多少の低血糖には目をつぶってしまうところがあります。ですが、重症な低血糖は死に至ることもあるので非常に危険です。

「今の結果に一喜一憂しないように…」

この部分はとても大切かなと思います。特に、長く1型糖尿病を患っていますと、この病気の治療は短距離走ではなく、長距離走に近いと感じます。ですので、その場、その場のHbA1cに一喜一憂することなく、治療し(走り)続けることが何より大切だと私は思います。

フリースタイルリブレという24時間血糖を測定し続けてくれる医療機器もありますし、今後はきっと、もっと快適な医療機器が発売されることでしょう。

そのような進化を横目で見ながら、血糖値を測定し、インスリンを打ち、食事を食べて、やりたいことをやることが何よりも大切なことだと、1型糖尿病を30年以上抱えて感じています。

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