糖尿病を発病して30年が経過し、社会人になってからの体重はほとんど変わらない。ある友人から「お前の体型ってずっと変わらないよね」と会うたびに言われる。もうちょっと太って貫禄をつけたいのだけれど・・

 

1型糖尿病になって

食べ過ぎることに抵抗はある。そして、毎食のカロリーも気になる。そりゃ、ドカ喰いするときもたまにあるけど、「お前が食べ過ぎることはない」そう友人には言われる。いやはや。そんなわけだから、食事のコントロールが、この30年のあいだで知らず知らずのうちに習慣化してしまったのではないだろうか?そんな風に感じてしまうのである。

そんな中で、3ヶ月前に肺炎らしきものを患った。風邪に似たような症状だったのだが、体重は5㎏も減った。今まで糖尿病生活であまり変化のなかった体重だったから、少しビビった。

 

食事のカロリー

減った体重と鏡に映った痩けた頬に焦燥感を覚えて、6月以降、僕にとってはドカ喰いの日々を続けた。家では茶碗1杯のごはんを追加で食べて、外食ではごはん大盛りを食す日々だった。家系のラーメンでは必ず無料のごはんを茶碗によそった。

うまいとかまずいの感覚はもはやなかった。ただ、ひたすら喰いまくる。そして、そんな日々を続けたせいか体重は2㎏増加したのである。

 

上がった血糖値

しかしながら、このドカ喰いのおかげ?か血糖値は上昇したのである。いつもは超速効型のインスリンの増量で対処していたのだが、どうにも下がらない。そのため、止むを得ず持効型インスリンを増量した。効果があったかどうか?はわからなかったけど、血糖値は徐々に下がっていった。しかし、ここで直感的に感じたことがあった。

1日の摂取カロリーが増えると。超速効型の増量だけではダメということ

 

持効型インスリンの増量

前の記事でも書いてあるのだが、持効型インスリンの増量に僕はとても慎重である。そのため、ドカ喰いすれば、いつも超速効型を増量していた。しかし、減った体重を増やしたい、そんな願望から喰いまくって超速効型インスリンを打ちまくりの日々。しかし、血糖値は思ったほど下がらない。悪いスパイラルに飲み込まれていく・・

恐らく昔からこのスパイラルを経験していたのだろう・・このスパイラルが嫌だから、1日の摂取カロリーを無意識に守って糖尿病生活を過ごしてきたに違いない。だから、体型もあまり変わらず、体重もほとんど増減しない生活だったのだ、と感じている。

持効型インスリンの単位変更は本当に面倒くさい

これを考えるのが嫌だから、食事のカロリーを守っていたに違いない。しかし、今回、ちょっと悟った・・それは食事量が増えれば持効型インスリンをちょっと増やす。さすれば、血糖値は下がるということだった。

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